AI検査の開発を80%効率化
AI作成ツールMENOU-TE
AI運用ツールMENOU-RN
AI検査MENOUはAIやプログラミングの専門知識がなくても検査システム開発を可能とします。複雑な検査・検品・点検ソフトウェアをプログラミングすることなく、チームで効率的に開発することを可能にします。
画像の管理、アノテーション、学習モデルの設計、学習と最適化、さらにはラインでの推論実行、運用を1つのプラットフォームで実現し、AIの内製化を促進します。※特許出願中
PoCで終わらず、そのままライン導入できる
THE SOLUTION FOR AI VISUAL INSPECTION
従来、AIによる画像検査を開発するには、ディープラーニングのスキルを持ったエンジニアに加え、ソフトウェアエンジニアを必要としました。
さらに、検査画像を学習させるアノテーション作業も非常に煩雑です。
ソフトウェアを開発して終わりではありません。ラインに組み込み、精度や速度を確認しながらチューニングも必要です。
しかし、AI検査MENOUを用いることで、AI作成はもとより、検査システムまで一気に開発できます。
AI作成ツールMENOU-TEでつくったAIはそのまま運用ツールMENOU-RNで実行ができます。面倒な搬送装置や、スイッチ、カメラなどの連携はMENOU-RNに任せ、大幅な工数削減を実現します。
従来のAI開発
- 学習用の画像枚数が多数必要
- アノテーションは別ソフト
- Pythonの知識が必要
- OCR等のルールベース画像処理に非対応
- コンベヤーやカメラなどの接続が面倒
- 導入後のメンテナンスが大変
AI検査MENOU
- 少量の画像枚数での学習が可能
- スマートアノテーション機能搭載
- ノーコードでAI作成
- ルールベース処理も実装可能
- カメラやPLCとの連携機能豊富
- 導入後の追加学習、モデル更新が簡単
AI検査MENOU
AI INSPECTION MENOU

初めての方でもわかりやすい直観的なUIで、マウスを使ってAI開発を進められます
何百枚もの画像は不要です。最低2枚からでも学習を始め、精度を確かめながら枚数を増やすことができます
10ピクセル程度の微小な領域でも特定でき、推論は毎秒10件の速度で実行できます
複数のAIタスクを連結するタスクコネクション機能により複雑で多様な検査が可能です
AIの推論結果に基づく最終的な検査OK/NGは面積や個数など数値による設定が可能です
AIに加えて、ルールベース画像処理を組み合わせたり、OCR機能を組み合わせることも可能です
USBの標準カメラから直接画像を取り込むことができ、オムロン、キーエンス、Basler製カメラにも対応しています
具体的な指示をAIにし、検査条件を決められるためブラックボックス化せず、保守性の高いシステムが構築できます
IO出力やPLC出力により選別装置やピッキングロボットと連携、検査ラインをAIに連動できます
検査した画像の保存・検索ができるため、品質向上に加えトレーサビリティも向上します
開発中やライン導入後も、AI、撮像、システム開発などさまざまなサポートが得られます
公式オンラインコミュニティで気軽に質問し、使い方のコツなどがわかります
価格体系
PRICING
作成ツール MENOU-TE
AI Modeller
タスクコネクション機能
多段階AIを実現するタスクコネクション機能により精度と速度を両立することができます。異なる解像度や視野の学習、さらには異なるタスク(分類とセグメンテーション、ルールベースなど)を組み合わせ、検査対象に最適なAIを開発することが可能です。
※特許出願中

スマートアノテーション機能
アノテーション作業は、多くの労力がかかりますが、MENOU-TEはアノテーション機能もスマートです。AIの推論結果をアノテーションデータに利用したり、自動色塗りや、スーパーピクセルなどにより、ピクセル単位の学習であっても効率的な作業が可能です。
※特許出願中

多種のディープラーニング
教師なし学習(良品学習)、教師あり学習のどちらもプラットフォーム内で混在可能です。画像全体からの分類(Classification)、ピクセル単位の領域検出(Segmentation)という様々なディープラーニング手法を同時に使用することで、最適な構成を実現することができます。

OCR等のルールベース機能
ディープラーニングでは解決できない検査については、ルールベースの判断も組み合わせることができます。文字の判読、測長、面積評価等、定量解析もモデル内にノーコードのまま組み込むことができます。さらにスクリプト機能により、過去の資産や、より複雑なアルゴリズムも組み込めます。

運用ツール MENOU-RN
AI Operation
カメラ接続
カメラを繋ぐだけですぐに画像の取り込みが可能です。様々なメーカーのセンサデバイスに対応しており、Basler、オムロンセンテック、キーエンスVJカメラ、汎用UVC、フォルダ監視取込などあらゆるデータ取得形式に対応しており、追加開発不要で開発したAIをそのまま実行可能です。

I/O制御機能
汎用IOを利用してベルトコンベアやロボットとの連携も簡単に行うことが可能です。各種メーカーのPLC通信機能も順次対応しており、開発コストが多くかかっていた排出装置との連携もスムーズに実現可能です。こまめな設定変更も容易に行えるため仕様変更やタイミング調整も効率的です。

お客様の声
CUSTOMER TESTIMONIALS
“検査AIの開発から現場導入まで一連のソフトでできるのは非常にありがたい”
“AIを作った後の課題もシームレスに解決できる”
“AI開発から現場導入までを柔軟にアジャイル開発できる”
“失敗しやすい外注開発を内製化できるため投資の決断が行いやすい”
“私自身もいろいろなコツを覚えてきたので、AI開発を楽しんでいます”(株式会社三和 取締役執行役員 岡村智大様)の事例はこちら
AI検査導入・運用の流れ
HOW TO DEVELOP AI INSPECTION
1. インストール
こちらのリンクから必要情報をご記入ください。ダウンロードリンクからWINDOWS用アプリケーションをダウンロードし、インストールしてください。学習や推論速度のため、GPU搭載パソコンをお勧めします。1カ月無料でご使用できます。
2. 撮像・AI構築
画像検査を行うための画像を撮影します。なるべく欠陥や不良部位が安定して撮像できるように照明やカメラの選定を行い、画像を整えます。撮像が困難なワークなどは、MENOU社による技術サポートも行っております。検出したい特徴を持つ画像はなるべく多い方が精度が得られますが、5~6枚から学習することが可能です。
開発モジュールであるMENOU-TEを起動します。検出対象を検出する手順をタスクコネクション機能を用いて設定します。分類、領域検出のAIタスク、OCR、その他ルールベースのタスクなどを人間の思考と同じように組み合わせます。必要に応じて画像の解像度を下げたり、輪郭補正などの前処理も行えます。
MENOU-TE上で続けてアノテーションを行います。画像から、検出したい対象にマーキングします。複数のタスクを組み合わせた場合には、それぞれのタスクに対して、AIが学習すべき特徴を教示します。
3. 最適化
撮像した画像とアノテーションしたデータをAIに学習させます。学習パラメーターは細かくセットすることも可能ですが、デフォルト設定のままでもすぐに実行することが可能です。データが学習するまでの経緯も画面に随時表示され、進捗がわかります。
学習が終わったAIを評価します。必要な精度に達しているかどうかをMENOU-TEの画面で直接コンフュージョン・マトリクス (混合行列)を確認することができます。
評価結果に基づいて精度向上、高速化を行います。意図しない推論を行った画像があれば、ヒートマップを確認して、アノテーションやモデルの見直しを行いましょう。追加学習機能も用意してますので、追加のデータにより精度を高めることも可能です。
4. 運用
運用可能なAIが構築できたら、ラインに展開します。カメラやコンベヤーと接続するためにMENOU-RNをインストールしたPCに開発したAIモデル実行させます。
ライン展開後、想定外の欠陥が発生したり、設計変更による検査基準の修正が発生することもあります。MENOU-TEを起動しなおし、タスクコネクション機能を用いてAIモデルを修正し、追加学習を行うことで対応可能です。